大日本明治製糖

お砂糖博士への道

お砂糖4000年の歴史

お砂糖は紀元前2000年以前からの歴史をもつ自然食品です。

お砂糖の歴史をひもといてみると、紀元前2000年頃までさかのぼることができます。インドでは既にこの時代にお砂糖が使われていたといわれています。最古の仏教典には「砂糖」はクスリとして記されており、大変貴重なものでした。病気による衰弱、疲労の回復に「砂糖」が効果あるクスリとして使われたようです。

サトウキビの搾り汁を煮詰めてお砂糖をつくる方法を発明したのはインドが最古といわれ、サンスクリット語のSarkaraあるいはSarkkaraが英語のSugarやフランス語のSucreの語源になったといわれています。

サトウキビの原産は南太平洋の島々と言われており、東南アジアを経てインドに渡り、キビの汁を煮詰めてお砂糖をつくるようになったようです。 インドのサトウキビとお砂糖はアラビア商人により西はペルシャ、エジプトへ、東は中国へ伝えられました。

日本へは奈良時代に鑑真和尚が唐から渡来した折り持参したとの説があります。大変貴重なものとされ、正倉院に保存されている「種々薬帳」(大仏に献上したクスリの目録)にサトウキビからつくったお砂糖という意味の「蔗糖(しょ糖)」という言葉が記されています。

ヨーロッパでは11世紀以降、地中海沿岸でサトウキビの栽培がはじまりましたが、その後18世紀に入りプロシャのマルクグラーフによって、てん菜(サトウダイコン、ビート)の甘み成分がお砂糖と同じであることを発見。寒冷地でも育つてん菜がフランス、ドイツなどで盛んに栽培され、てん菜を原料とする製糖業が発達しました。

お砂糖はこのように有史以前から人間に利用されてきた、長い歴史を持つ自然食品です。

(参考資料)精糖工業会発行「砂糖とくらし お砂糖豆辞典」

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