お砂糖の素顔
なぜ?なに?どうして? お砂糖についての素朴な疑問にお答えします。
お砂糖はなぜ白いの?
お砂糖はブドウ糖と果糖が結合した“ショ糖”でできた無色透明の結晶です。白く見えるのは結晶が光を乱反射しているためで、水の結晶である雪が白く見えるのと同じ原理です。漂白剤や蛍光染料を使って白くするものではありません。
白いお砂糖を手にとってよくよく見てみると、一粒一粒は透明なのがわかります。
以前に買ったお砂糖、いつまでなら食べても大丈夫?
お砂糖は品質が安定しているため、賞味期限はありません。食品の品質表示基準を定めているJAS法では、“砂糖は品質の変化が極めて少ないため賞味期限及び保存方法の表示を省略できる”としています。長期保存していると固まることもありますが、品質には問題ありません。くずしてお使いください。
サトウキビで車が走る?
サトウキビからできるのはお砂糖だけではありません。ブラジルではサトウキビからエタノールを作り、それを燃料にした車が走っています。エタノールは燃やすと二酸化炭素ができますが、その二酸化炭素と太陽の光を利用してサトウキビは育ち、お砂糖やエタノールの原料になります。つまり、サトウキビから作ったエタノールを使うということは二酸化炭素が循環するということになるため、大気中の二酸化炭素の量は増えないのです。
このような燃料はバイオマス燃料と呼ばれ、環境に優しい燃料として世界中が注目しています。
太るのはお砂糖のせい?
肥満は摂取カロリーが消費カロリーより多くなることによっておこります。“お砂糖を食べると太る”のではなく、全体の摂取カロリーが多すぎればお砂糖を食べても、食べなくても太ります。お砂糖はごはんやパンなどと同じ炭水化物で、カロリーも同じ1gあたり約4キロカロリー。肥満を防ぐには、バランスよい食事と適度な運動が大切です。
お砂糖の成分は?
お砂糖はサトウキビとサトウダイコンから取り出したショ糖ですが、植物から取り出しているものなので、転化糖(ショ糖が分解してできたブドウ糖と果糖)、灰分(ミネラル等)が少し残っています。お砂糖の種類によって甘さが若干違うのは、結晶の形や大きさの他に、スッキリした甘さのショ糖以外の成分が多くなることによってより強く甘さを感じるためです。
| ショ糖 | 転化糖 | 灰分 | 水分 | 色 | |
|---|---|---|---|---|---|
| グラニュ糖 | 99.95% | 0.01% | 0.01% | 0.02% | 白色 |
| 上白糖 | 97.80% | 1.30% | 0.02% | 0.80% | 白色 |
| 三温糖 | 95.40% | 2.10% | 0.22% | 1.20% | 黄褐色 |